
山口線のダイヤはなかなかに厳し目で、1日3往復の特急と普通、SLなどの臨時列車全ての列車を含めても上下それぞれ「1時間に1本ずつあるかないか」。
高低差もある険しい地形に広がる美しい光景だらけの大好きな路線ですが、乗り撮り鉄としては正直利用しづらいのが悩みどころではあります。
また臨時列車の「SLやまぐち号」は機関車+客車5両の編成ですが、普通列車は1両か2両、特急も正月は“増結して”3両編成でしたが通常は2両の短編成です。かつては長編成や貨物も走ってた路線らしいので、寂しくもあり哀愁がたまらんところでもあり。
こうして俯瞰で見ると、その哀愁に旅情も加わり、国鉄型のベテランが頼もしくも見えたり、昭和の風景が残ってるところが嬉しくもあり。
汽笛が谷にこだまして、ゆっくり坂を下ってくる風景はなんともかっこよかったです。
(山口線/船平山〜津和野)